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ASEAN+3観光大臣会合が1月19日にカンボジアのシアヌークビルでオンラインとのハイブリッド形式で開催された。
この会合に参加した国は、ASEAN10ヶ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と日本・中国・韓国の合計13か国となる。日本からは、渡辺副大臣がオンラインにて参加した。
会合では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機の影響が、2021年も引き続き ASEAN+3地域の国際旅行に継続していることに留意し、2021年の速報値に基づけば、国境が引き続き閉鎖されたため、2021年の当該地域への海外旅行者は2020年と比較してさらに39.38%減少し、観光収入も2020年同時期と比較して81.91%減少したことを確認した。また、各国が実施した対応策について情報・意見交換を行い、地域における観光の再開に向けた準備の方策について議論した。
日本の渡辺副大臣からは、今後の国際交流の再開に向けて持続可能な観光に関する取組や無料Wi-Fiなどの受入環境整備を進めていく旨発言するとともに、日本アセアンセンターによる人材育成支援をはじめとした我が国のASEAN各国との交流拡大に向けた取組を紹介し、多くのASEAN諸国から感謝の意が述べられた。