スターバックスはアセアンでの出店を加速する

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スターバックス社は世界65カ国に進出しており、約2万店舗(2014年7月時点)の出店を行っている。アセアン地域においてもスターバックスは進出しており、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールにおいては各国で100店舗以上の出店をしている。ベトナムには2013年に進出し、ブルネイには2014年に進出したため、アセアンにおいて進出していないのは、ラオス、カンボジア、ミャンマーのみとなった。ミャンマーへの進出に関しては、一部報道でスターバックスのCEOが検討していると報じられていたが、現時点で正式な発表はされていない。

スターバックスの世界各国での店舗数(2014年Q4時点)は、1位はアメリカの11,962店、2位はカナダの1,445店、3位は中国の1,367店、4位は日本の1,060店と続いており、これらの国と比較するとアセアンで最多のフィリピンでも240店であるため、少なくみえる。しかしながら、近年の店舗数の増加率を比較すると、飽和状態となりつつあるアメリカと日本が5%程度であるのに対して、伸びしろがあるアセアン各国は10%以上を維持している。

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スターバックスのCEOはメディアの取材に答える形で、東南アジア地域においては確実な成長が望めるため出店を強めていく、と答えていることからも今後もアセアンにおいてスターバックスの出店は続きそうである。

【2014年Q4におけるアセアンおよび主要国の店舗数】
アメリカ:11,962
カナダ:1,445
中国:1,367
日本:1,060
韓国:700
フィリピン:240
タイ:203
インドネシア:186
マレーシア:175
シンガポール:106
ベトナム:11
ブルネイ:2

【世界各国における店舗の増加率(2014年Q4と2013年Q4の比較結果)】
アメリカ:4%
カナダ:7%
中国:26%
日本:6%
韓国:20%
フィリピン:10%
タイ:14%
インドネシア:13%
マレーシア:14%
シンガポール:11%

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