海自は遠洋練習航海でブルネイ・インドネシア・フィリピン等に寄港

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画像提供:防衛省・自衛隊
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海上自衛隊の海上幕僚監部は、令和3年度遠洋練習航海で、ブルネイ・インドネシア・フィリピンなどに寄港する。

今回実施される遠洋練習航海の目的は、実習幹部に対し、長期にわたる洋上生活、各種訓練等を通じて、部隊勤務に必要な基礎的知識・技能を修得させ、指揮統率の基本を体得させ国内外に対する視野を拡大させることにより、伸展性を有する初級幹部を育成するとともに訪問国との友好親善の増進を図るものとなる。

前期は5月24日から7月21日にかけて、後期は8月25日から10月21日にかけて実施される。総航程は、前期は約20,000km、後期は約24,000kmとなる。派遣される艦艇は、前期は練習艦「かしま」「せとゆき」、後期は練習艦「かしま」となる。派遣される人員は、前期は第71期一般幹部候補生課程修了者約160名(うち女性約15名)を含む約530名、後期は第71期一般幹部候補生課程修了者約110名(うち女性約10名)を含む約330名となる。寄港予定国は、前期は、ブルネイ(ムアラ)、スリランカ(コロンボ)、インドネシア(スラバヤ)、東ティモール(ディリ)、フィリピン(ダバオ)となる。後期は、アメリカ合衆国(ノーム、ダッチハーバー、パールハーバー)、キリバス(タラワ)、マーシャル諸島(マジュロ)、ミクロネシア連邦(ウエノ島)となる。

なお、遠洋練習航海は、昭和32年から毎年実施しており、今回で65回目となる。

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