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静岡県は、定住外国人向け在職者訓練として、介護と運送分野の訓練を実施することを発表した。
静岡県によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により雇用情勢が悪化する中、外国人の職場定着を支援するため、業務に必要となる日本語能力の向上とスキルアップを目的とした職業訓練『フォークリフト安全作業員養成科』と『介護マナー科』が実施される。
『フォークリフト安全作業員養成科』では、「フォークリフト運転技能講習」の修了を目指しながら、日本語能力の向上をはじめ、製造及び倉庫・物流業等において現場の即戦力となる技能者を育成するものとなる。訓練日時は、3月2日から8日のうち5日間となる。対象者は、民間企業や自営で働いていて、県内に在住又は在勤している定住外国人となる。訓練場所は、シグマフォークリフト教習センターとなる。受講料は税込15,000円(テキスト代等教材費)となる。
『介護マナー科』では、介護現場での接遇マナーや言葉使いのスキルアップを目指し、利用者や従業員と円滑にコミュニケーションできる人材を育成するものとなる。訓練日時は3月2日から12日のうち4日間となる。対象者は、介護施設等で働いている定住外国人となり、日本語能力がN4レベル程度の者となる。訓練場所は、シグマカレッジ6階研修室となる。受講料は、税込2,000円(テキスト代)となる。