空港検疫所における2020年12月20日から12月26日の検査実績は、到着者数39,040に対して総検体数が18,835であり、日本国籍者の陽性検体数は63、外国籍者の陽性検体数は35であった。外国籍者で最多の陽性者数は、インドネシアとネパールの6であった。
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に関する、空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績として、2020年12月20日から12月26日の速報値を発表した。この値は、成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している。なお、非入国拒否対象国・地域からの入国者は有症者などを除き入国時の検査は不要としている。
インドネシアでは、12月20日から26日にかけての、日本国籍者の総検体数は704となり陽性検体数は6、外国籍者の総検体数は840となり陽性検体数は6であった。到着者数は、2,323であったが、検査実績は1,544であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者は12、外国籍者は30であった。
フィリピンでは、日本国籍者の総検体数は47となり陽性検体数は0、外国籍者の総検体数は11となり陽性検体数は0であった。到着者数は、220であったが、検査実績は58であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者は1、外国籍者は0であった。
ベトナムでは、日本国籍者の総検体数は1となり陽性検体数は0、外国籍者の総検体数は3となり陽性検体数は0であった。到着者数は、3,440であったが、検査実績は4であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者と外国籍者ともに0であった。
マレーシアでは、日本国籍者の総検体数は120となり陽性検体数は1、外国籍者の総検体数は95となり陽性検体数は0であった。到着者数は、424であったが、検査実績は215であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者は4、外国籍者は0であった。
タイでは、日本国籍者の総検体数は1となり陽性検体数は0、外国籍者の総検体数は0であった。到着者数は、980であったが、検査実績は1であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者と外国籍者ともに0であった。
シンガポールでは、日本国籍者の総検体数は2となり陽性検体数は0、外国籍者の総検体数は5となり陽性検体数は0であった。到着者数は、1,079であったが、検査実績は7であった。なお、直近4週間における陽性数は、日本国籍者と外国籍者ともに0であった。
なお、期間中における日本国籍者の総検体数は12,354となり陽性検体数は63、外国籍者の総検体数は6,481となり陽性検体数は35であった。到着者数の合計は39,040となり、総検体数は18,835であった。到着者数が多かったのは、米国の7,396、中国(香港、マカオ含む)の5,315、韓国の4,051の順となっている。