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神奈川県は、外国人観光客の受入環境整備を支援するため、「神奈川県外国人観光客受入環境整備費補助金」の申請受付を開始したことを発表した。
神奈川県では、外国人観光客が快適に滞在できる環境づくりに向けて、民間事業者が次の施設整備などを行う場合に、その費用の一部を助成し、新型コロナウイルス感染症収束後の受入環境の整備を進める取り組み「神奈川県外国人観光客受入環境整備費補助金」を実施することを決定した。
この補助の対象となる者は、外国人観光客が快適に滞在できる環境づくりに向けた施設整備などを行う民間事業者となる。補助率は一律で1/2となる。具体的には、『無料公衆無線LAN環境の整備』『外国語表記の整備』『無料で利用可能な便所の整備』『自動翻訳機の整備』の補助事業が実施される。
『無料公衆無線LAN環境の整備』では、「ネットワーク回線装置、無線LAN機器導入、設置工事費」「携帯電話及びスマートフォン急速充電器購入」が対象となる。補助上限額は20万円となる。
『外国語表記の整備』では、「外国語表記による観光案内版の設置」「外国語による観光アプリ作成、ウェブサイト作成、マップ作成等」「外国語音声案内ツールの整備」が対象となる。補助上限額は200万円となる。
『無料で利用可能な便所の整備』では、「新設、建替え」「和式便器から洋式便器への改修、便器・手洗い場の増設」「内外装リフォーム」が対象となる。補助上限額は300万円となる。
『自動翻訳機の整備』では、「購入に係る費用(本体購入費用に限る。)」が対象となる。補助上限額は10万円となる。