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静岡県は、やさしい日本語化活用検討会「富士山やさしい日本語化作戦」を2月25日に富士市交流プラザで開催することを発表した。
静岡県の発表によると、静岡県には120の国と地域を超える約8万人以上もの外国人県民が暮らしており、これらの様々な国籍の外国人県民に情報を伝えるためには、母語への翻訳が最適な手段であるが、多言語への翻訳には限界があります。そのため静岡県の多文化共生課などでは、庁内の人々に外国人県民の多数が理解できる「やさしい日本語」の活用を推奨している。
今回は富士山に関連した「やさしい日本語」化のアイデアを持ち寄り、事業化にあたっての課題を検討するとともに、実際に「やさしい日本語」化した文書を発表し、専門家から実践のためのアドバイスをもらう「富士山やさしい日本語化作戦」が開催されることとなった。予定しているプログラムは、『「富士山やさしい日本語化作戦」について』と『「やさしい日本語」化活用検討会』と『講評』となり、アドバイス役として、やさしい日本語ツーリズム研究会代表とGrandeur Global Academyの校長を迎える。参加する者は、富士山関係業務従事者、観光産業従事者、県・市町関係者などの合計50名となる。