空自はミクロネシア等で人道支援・災害救援共同訓練(クリスマス・ドロップ)

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画像:航空自衛隊の写真ギャラリーより
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航空自衛隊の航空幕僚監部は、ミクロネシア連邦等における人道支援・災害救援共同訓練(クリスマス・ドロップ)を12月4日から16日にかけて実施することを発表した。

今回実施されるクリスマス・ドロップは、12月のクリスマスの時期に行われる物料投下(ドロップする)訓練である。この訓練により投下される生活用品などの物資は、そのまま援助としてミクロネシア連邦などの人々に贈られることとなる。昨年度などの訓練では、訓練期間中は各国参加機はそれぞれ「サンタ○号」という名で呼ばれ、目的地へと飛び立って行った。また、実際の投下時には海上約100mという低空飛行を行い、物資を待ち受けている人々が手を振る姿を目視できることからも、訓練参加者は本訓練を単なる物料投下訓練ではなく「贈り物を届ける」ミッションと考えながら行われている。

今回のクリスマス・ドロップが実施される場所は、アメリカ合衆国グアム島アンダーセン空軍基地、アメリカ合衆国北マリアナ諸島、パラオ、ミクロネシア並びにこれらの周辺空域となる。参加する部隊は、日本からは航空自衛隊の航空支援集団第1輸送航空隊(小牧基地)のC-130H×1機と人員約30名となり、アメリカ空軍からはC-130J×3機、オーストラリア空軍からはC-130J×1機、ニュージーランド空軍からはC-130H×1機となる。訓練する内容は、航空輸送、物料梱包、物料投下訓練となる。

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