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大阪府は、外国人留学生のための企業見学ツアーを、11月末から12月初旬にかけて開催することを発表した。
大阪府では、世界から優れた留学生を受け入れ、大阪での就職・定着を促進するため、「外国人留学生就職支援事業」を実施している。この取り組みの一つとして、外国人留学生のための企業見学ツアーが開催されることとなった。
第1回目のツアーは11月28日に関西エアポート株式会社で、集合場所は関西大学 梅田キャンパス前となる。関西エアポート株式会社は、関西国際空港・大阪国際空港を運営しており、またグループ会社が神戸空港を運営している。今回のツアーでは、関西国際空港を訪問し、通常は立ち入ることのできない保安区域などを見学する。
第2回目は12月5日に株式会社阪急阪神百貨店(阪急うめだ本店)で、集合場所は関西大学梅田キャンパス6階 601号室となる。阪急百貨店では「世界一楽しい百貨店」を目指しており、今回は劇場型百貨店として知られる阪急うめだ本店を訪問し、その空間設計やキャッシュレス決済の状況などを見学する。
このツアーの対象者は、大阪府内の大学・大学院に在学している外国人留学生となり、定員は各回とも25名となり、参加費用は無料となる。大阪府は、大阪の企業への就職をめざす留学生にとって、企業の現場を知る絶好の機会となるので、外国人留学生に参加するように呼び掛けている。