ミクロネシア人が静岡県で長期の漁業研修

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静岡県は、ミクロネシア人が静岡県で長期の漁業研修を実施することにともない、研修生と大使などの一行が知事へ表敬訪問を行うことを発表した。

今回実施される研修は、日本とミクロネシア間における漁業会議において、2020年までの遠洋かつお一本釣船の入漁料水準据置きと引き換えに、ミクロネシア人の雇用創出のために日本で漁業研修を行うとした合意によるものである。なお、昨年度初めて実施した静岡県における漁業研修をミクロネシア連邦側も高く評価したため、今年度は陸上研修に加え乗船実習も行う研修として、内容を大幅に拡大して実施されることとなった。

今回実施される研修は、研修生はミクロネシア人2名、研修期間は9月6日から令和2年1月上旬頃までとなる。具体的に実施される研修の内容は、「陸上研修」として県立漁業高等学園で、漁具作り・鰹釣り訓練・ロープワーク実習・日本語研修などを、9月6日から10月上旬頃にかけて実施する。「乗船研修」として、遠洋かつお一本釣り漁船に乗船し洋上操業能力を磨くことを、10月上旬頃から実施する。

知事への表敬は、9月6日に実施される。表敬を行う者は、ミクロネシア連邦漁業研修生の2名、ミクロネシア連邦大使館の大使・大使夫人・大使令嬢、公益財団法人の海外漁業協力財団の専務理事・事業部部長、日本かつお・まぐろ漁業協同組合の国際部部長、通訳、の合計9名となる。

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