ミクロネシアの空港・港湾・郵便局等の保安能力向上を支援

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画像提供:外務省(2月20日に開催された第1回日・ミクロネシア3国会議の様子)
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日本政府は、ミクロネシアの保安能力を向上させるための支援を実施することを発表した。

ミクロネシアはコスラエ州・ポンペイ州・チューク州・ヤップ州の4つの州で構成される連邦国家であり、それぞれの州で空港・港湾・郵便局を備えている。現状では、ポンペイ空港を除く空港・港湾・郵便局で荷貨物・人物用のX線検査機等の保安設備が整備されていなく、ポンペイ空港では一部X線検査機が導入されているものの保安体制が不十分な状態となっていた。そのため日本政府は、保安体制を整備するための支援を実施することを決定した。

今回の支援は、「経済社会開発計画」として供与額5億円の無償資金協力により実施される。この支援に関する書簡の交換は、22日にミクロネシア連邦の首都パリキールで日本の駐ミクロネシア大使とローリン S.ロバート外務大臣との間で実施された。この支援では、ミクロネシア政府に対して荷貨物用X線検査装置・人物用スクリーニングシステムなどの空港・港湾・郵便局に設置する保安検査関連機材の供与を行い、ミクロネシアの保安能力向上及び経済社会開発に寄与するものである。

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