安倍総理がタイ・ラオス・カンボジア・ベトナムと首脳会談

スポンサーリンク




このページの所要時間: 157

安倍晋三内閣総理大臣は、タイのプラユット・ジャンオーチャー首相、ラオスのトンルン・シースリット首相、カンボジアのフン・セン首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相、との間でそれぞれ首脳会談を実施した。

日・タイ首脳会談では、タイの政治情勢に関して、プラユット首相から来年2月から5月の間に下院総選挙を行う予定である事を説明され、安倍総理大臣からはタイにおいて民政復帰のプロセスが速やかに進むことを期待している旨が述べられた。安倍総理大臣からは、来年のASEAN議長国を務める予定であるタイに、日本政府は一連の会議の成功のためにも協力していく旨を述べた。また、両者は保護主義の懸念が高まる中でRCEPの早期妥結に向け協力することで合意し、プラユット首相からはタイのTPPの参加の関心表明が行われた。

日・ラオス首脳会談では、安倍総理大臣から、7月下旬に発生したダム決壊に伴う水害に対してのお見舞いが述べられるとともに、日本政府は緊急支援を実施しており被災地の復興に向けて協力していきたい旨が述べられた。トンルン首相からは、日本政府からの緊急支援に感謝する旨が述べられた。また、安倍総理大臣からは、2018年は日ラオス両国間の法制度整備協力20周年の節目の年であることから、今後も法制度整備面での国造りや人材育成を続けていきたい旨が述べられた。

日・カンボジア首脳会談では、カンボジアの政治情勢に関して、安倍総理大臣から日本はカンボジアの民主的発展の道のりを共に歩んできたと述べ、これからもしっかりと民主化を進めて国の統治を行い国を豊かにしてほしいとの旨を述べた。フン・セン首相からは、選挙支援を含む日本の協力に対して感謝の意が述べられるとともに、民主的な国の発展を進めていく考えが述べられた。

日・ベトナム首脳会談では、安倍総理大臣からベトナムが持続的成長を達成できるようにODAや民間投資等を通じて質の高いインフラ整備や行政改革やエネルギー等の分野で引き続き支援していきたい旨が述べられた。また、今年度からベトナムでの日本語教師育成事業を開始していく事が説明された。フック首相からは、日本政府と国民からのODAはベトナムの経済社会開発に大きく貢献しており、今後もインフラ整備や人材育成等の様々な分野で支援して欲しい旨が述べられた。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース