日本とASEANはコールドチェーン物流等を協議

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画像提供:国土交通省(第13回日ASEAN物流専門家会合の様子)
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日本の国土交通省は、ASEANにおける質の高い物流の促進に向けて「第14回日ASEAN物流専門家会合」を9月5日に開催する事を発表した。

日本とアセアンの間では、2002年1月に提唱された「日アセアン包括的経済連携構想」を受けて、日本とアセアン間の貿易・投資を促進し緊密な経済関係を形成するため、「交通分野における日アセアンの連携強化基本枠組み(日アセアン交通連携)」の枠組みが2003年に創設されていた。両者はこの枠組みに基づいた協力を進めており、経済発展に伴い生活水準の向上や消費の高度化が進んでいるASEANで高品質なコールドチェーン物流網の構築の必要性が高まっていたため、「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」が承認されていた。これらのプロジェクトに関する議論や意見交換を実施する事を目的として、「第14回日ASEAN物流専門家会合」が開催される事となった。

「第14回日ASEAN物流専門家会合」に参加する予定の者は、日本側からは国土交通省総合政策局国際物流課長・学識経験者・民間事業者等となり、ASEAN側からはベトナム・フィリピン・インドネシア・ミャンマー・マレーシア・ブルネイ・カンボジア・ラオス・タイの政府関係者とアセアン事務局等となる。会合では、「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」「グリーン物流ビジョン&アクションプラン」「物流人材育成」を議題としてそれぞれ議論される予定である。

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