東京海上がタイ・インドネシアの損害保険法人を買収

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東京海上ホールディングス株式会社は、豪州の大手保険「インシュアランスオーストラリアグループ(Insurance Australia Group Limited:IAG)」よりタイとインドネシアの損害保険現地法人を買収する事を発表した。

今回の買収は、東京海上グループの東京海上日動火災保険株式会社を通じて実施される。具体的に買収する企業は、タイのバンコクにある「Safety Insurance Public Company Limited(セイフティ) 」とインドネシアのジャカルタにある「PT Asuransi Parolamas(パロラマス)」となる。金額は約430億円(5億2500万オーストラリアドル)となり、グループ内の手元資金により買収を実施する予定である。

この買収が実施される事により東京海上ホールディングスは、東南アジア最大の損害保険市場であるタイにおいて、全種目合計第3位となり、外資系としては第1位となる。日系企業が数多く進出しており、今後も中間所得層の拡大等により着実な成長が見込まれるタイ損害保険市場において、東京海上グループは「タイマーケットにおけるプレゼンス拡大」「セイフティ社/タイ損害保険現地法人(TMITH 社)の高い補完性の活用」「シナジーの実現」の取り組みを進めて、グループの海外保険事業の規模・収益の拡大を図っていく方針である。

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