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千葉県は、シンガポール共和国とベトナム社会主義共和国に対して、平成30年度の海外トップセールスを実施する事を発表した。
千葉県では、千葉県産の農林水産物の海外輸出を促進させるため、知事が直接海外に訪問してのトップセールスを毎年実施している。今年はシンガポールとベトナムでトップセールスが実施される事となり、両国とも初めてのトップセールスとなる。予定している訪問日程は、シンガポールに11月15日から18日、ベトナムに11月18日から21日となる。
シンガポールでは、購買力のある富裕層が多く農水産物に対する輸入規制が少ないことから更なる販路の拡大が期待できるために、県産農水産物の輸出拡大を目的としたセールスを実施する。また、東南アジアの情報発信拠点であるシンガポールにおいて、千葉県産品の認知拡大を図る。具体的に実施する内容は「食品バイヤーなどを対象とした試食商談会の開催」「本県の食の魅力を紹介するメディア等向けイベントの開催」「農水産ミッション団による農水産物フェアを現地デパートなどで実施」等を予定している。
ベトナムでは、親日的な国で高い経済成長が続き訪日旅行客も飛躍的に増加していることから、団体旅行客の誘致を目的としたPRを実施する。また、ベトナムへの進出や輸出に関心のある県内企業に経済ミッション団への参加を呼びかけ、経済分野での交流促進も図る。具体的に実施する内容は「団体旅行誘致のためのセミナーの開催」「現地旅行会社等との観光商談会の開催」「千葉県からの訪問団と現地政府関係者・企業等との交流や、千葉の魅力発信を目的とした『千葉の夕べ』の開催」「経済ミッション団による工業団地視察や現地進出企業との意見交換などを実施」等を予定している。