三井物産がアジア中間層向け最大手病院に148億円の追加出資

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画像提供:三井物産(マレーシア・クアラルンプール郊外Klang病院)
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三井物産株式会社は、東南アジア地域などで病院・クリニックを展開している病院グループ「コロンビアアジアグループ」に、約148億円の追加出資を行う事を発表した。

東南アジア地域では、経済成長と人口増により病院に対するニーズが急増しているが、病院インフラの整備が追いついていない状況である。コロンビアアジアグループは、東南アジア地域を中心としたマレーシア・インド・インドネシア・ベトナム・ケニアの5ヶ国で合計29病院・2クリニックを保有しており、増加している病院へのニーズを受け入れており、1年間で合計250万人強の外来患者を受け入れている中間層向けの最大手病院グループである。

三井物産では、2016年7月に「コロンビアアジアグループ」に出資していたが、更なる協力を進めるために、追加で約148億円の追加出資を行う事を決定した。今回の出資により、三井物産のコロンビアアジアグループへの出資比率は最終的に26.09%となり、筆頭株主である創業家一族とほぼ同等となる。両社は、今後も協力を進めていき、アジア地域における医療需給ギャップ解消に貢献していく方針である。

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