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日本電気株式会社(NEC)は、日本・韓国・中国・台湾・香港・ベトナム・タイ・カンボジア・シンガポールを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「SJC2 (Southeast Asia-Japan Cable 2)」を受注した事を発表した。
この受注は、日本のKDDI株式会社を含む香港・台湾・カンボジア・アメリカ・韓国・シンガポール・ベトナムの各国の通信事業者からなるコンソーシアムから受注したものとなる。
「SJC2」は、総延長距離約10,500kmの光海底ケーブルを敷設するものであり、2020年中に完成する予定である。NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーであり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有している事から、今回の案件を受注する事が出来た。
NECでは、日本と東南アジア諸国を結ぶ大型海底ケーブルプロジェクト「SJC」も受注し既に完了しており、今回の「SJC2」も稼働する事により、東南アジア(ASEAN)・東アジア間の通信需要の増加に対応する事が可能となり、さらには各国のデジタル化や技術革新を促進するための中心的な役割を果たすことが期待されている。