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静岡県は、ハラールに配慮した飲食店の増加や食品開発を促進する活動の一環として、「ムスリムとつながる静岡ハラール交流会」を3月16日に静岡県立大学の学生ホールで開催する事を発表した。
日本では、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されるために、豚やアルコールを摂取しない等の食事規定(ハラール)を有するマレーシアやインドネシアなどからのイスラム教徒(ムスリム)などの多様な食文化を持つ外国人旅行客等の増加が予想されている。そのため静岡県は、ハラールに配慮した飲食店の増加や食品開発を促進し、国内外でのビジネスチャンス拡大を図るため、県内在住のムスリムと食ビジネス関係者が情報交換を行う交流会を開催する事を決定した。
「ムスリムとつながる静岡ハラール交流会」は静岡県が主催し、静岡県立大学グローバル地域センターが共催として協力する。予定されている当日のプログラムは、「静岡県におけるハラールフードチェーンについて」「食品を選ぶ際のムスリムの視点」という内容の講演が行われる。その後に交流会として、「ムスリムフレンドリーキッチン(県立大学食)見学」「ハラール対応食品及び調味料等の紹介」「静岡ムスリム協会員との意見交換」等が実施される予定である。