日本の下水道技術を海外展開するプロジェクトが開始

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日本の国土交通省は、日本の優れた下水道技術の海外展開を促進する『下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)』を新たに創設するとともに、このプロジェクトを実施する事を発表した。

世界の下水道を含む水市場は年々拡大している。特に堅実な経済成長を続ける東南アジアなどの途上国においては、汚水処理を行うために新たな下水道整備を行う事が喫緊の課題となっている。しかし、この地域においては日本と同等のスペックが必要とされていないが、短期間で安価に整備する事が望まれている。一方で先進国においては、下水道施設の維持管理・更新や資源循環等の課題解決に資する技術へのニーズが見込まれている。

そのため国土交通省は、海外の国々がそれぞれ抱える問題点等に対して、日本の下水道技術を海外で実証する活動「下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)」を開始する事を決定した。この活動を通じて、日本の技術の有効性等を確認するとともに、日本の技術の普及活動を通じて理解醸成を図っていき、海外における日本の下水道技術の普及を促進していく。

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