みずほと農林中央金庫は中東への農食産品輸出拡大を支援

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画像:Yamanote のHPより
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株式会社みずほ銀行と農林中央金庫は、自身が出資している中東地域輸出促進支援プライベート・エクイティ・ファンドが、アラブ首長国連邦ドバイにおいて日本風ベーカリー事業を展開している「Yamanote Atelier Restaurant LLC」に出資した事を発表した。

今回の出資は、「Gulf Japan Food Fund(GJFF)」を通じて実施される。GJFFは、日本の農林水産物の輸出拡大と中東湾岸6ヵ国の食糧安全保障を向上させる事等を金融面から支援することを目的として設立されたプライベート・エクイティ・ファンドである。このファンドへの出資は、日本側からはみずほ銀行・農林中央金庫・官民ファンドの株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)等が出資しており、オマーン政府系ファンドも総額で3.9億米ドルの出資を実施している。

今回の出資が行われるYamanoteは、ドバイ首長家の一族が「日本のパン屋」をコンセプトとして創業したベーカーリー・チェーンである。このベーカリーでは、食材の大半を日本から輸入しており、高品質かつ安心・安全にこだわっている。投資を受ける事により、セントラルキッチンを建設し、店舗網を拡大していく方針である。

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