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日本の環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第 15 回会合(WGIA15)」をミャンマーのネピドーで11日から13日の日程で開催した事を発表した。
環境省と国立環境研究所では、アジア地域における温室効果ガス排出・吸収目録の精度向上と地域間における協力関係を深化させる事等を目的として、2003年から「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(WGIA)」を毎年開催している。2017年度の今年は、ミャンマー天然資源環境保全省とともにワークショップを開催する事となった。
開催されたWGIA15には、日本・中国・韓国・フィリピン・タイ・ベトナム・ブルネイ・カンボジア・インド・インドネシア・ラオス・マレーシア・モンゴル・ミャンマーの合計14カ国が参加した。ASEAN加盟国からは、シンガポール以外の全ての国が参加した。国際機関からは、国連気候変動枠組条約事務局・国連環境計画等が参加した。
会合では、温室効果ガス排出・吸収目録の分野別の相互学習等を実施した。また、提出された隔年更新報告書(BUR)に関する議論等を実施し、参加国間における能力向上支援と、ネットワークの更なる強化を図った。次回の会合も来年に開催される予定である。