このページの所要時間: 約 1分28秒
国連開発計画(UNDP)は7月24日に「人間開発報告書2014年版」を発表した。この報告書は、国民の豊かさを総合的に示している報告書であり、ASEAN内でのトップはシンガポールが9位となり、日本の17位を上回っていた。ASEAN内の最下位はミャンマーの150位である。
報告書によると、世界的には保健・教育・生活水準のうち2つ以上に欠乏を抱えた人は約15億人にものぼり、社会的な後退が起これば貧困に逆戻りする可能性を抱えている人も8億人近くにものぼるという。各国においては、国民の生活を後退させる可能性がある様々な問題を解消するべきと、改善を促している。
ASEANにおいては、9位のシンガポール、30位のブルネイ以外は下位の順位となっており、世界的にみた場合にはASEAN各国は途上国が多いのが現状である。
ASEAN各国の順位は以下となる。
9位:シンガポール
30位:ブルネイ
62位:マレーシア
89位:タイ
108位:インドネシア
117位:フィリピン
121位:ベトナム
136位:カンボジア
139位:ラオス
150位:ミャンマー
《参考情報:上位20位》
1位:ノルウェー
2位:オーストラリア
3位:スイス
4位:オランダ
5位:アメリカ
6位:ドイツ
7位:ニュージーランド
8位:カナダ
9位:シンガポール
10位:デンマーク
11位:アイルランド
12位:スウェーデン
13位:アイスランド
14位:イギリス
15位:香港
15位:韓国
17位:日本
18位:リヒテンシュタイン
19位:イスラエル
20位:フランス
※上記順位はUNDPより引用