アメリカは東南アジアへの関与強化を表明

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画像提供:アメリカ国務省
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アメリカ国務省は、アメリカ・ASEAN外相会談をワシントンで5月4日に開催することと、米国は東南アジア地域における関与を強化していく方針である事を20日に発表した。

アメリカ国務省の発表によると、アメリカ政府にとってのASEANの存在に関しては「米国にとっては東南アジア諸国連合(ASEAN)の存在は重要であり、重要な貿易相手国となります。また、アメリカはこの地域へ多額の投資を行っています。私達はこの地域における貿易を拡大させる意向を持つと同時に、自由で公平な貿易を行いたいとの意向を持っています。不公平な貿易制度等を改善させ、アメリカの企業や製品が対抗出来るようにすべきです。アメリカはこの地域への関与を強化していく方針です。」との旨の見解を示した。

アメリカ・ASEAN外相会談に関しては「レックス・ティラーソン国務長官が主催となり、5月4日にワシントンでアセアン各国の外相等を招聘した会談が実施されます。この会談では、幅広い分野における議論が実施されます。主な議題としては貿易・防衛などが挙げられ、テロ・海上紛争・人身売買対策・違法薬物対策・野生動物保護・感染症対策等に関しても連携の方法が議論されます。」との旨を明らかにした。

南シナ海問題に関しては、「南シナ海は旅行や商取引の際に何者にも妨げられるものではないと考えています。世界の多くの国は、この南シナ海を利用して旅行や商取引を行っています。アメリカ政府は、この地域の自由を守るために、果たすべき役割を持っていると認識しています。」との旨の見解を示した。

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