インドネシアの観光ビザ免除(査証免除)が12日から開始

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6月11日の時点では、日本人に対するインドネシアの観光ビザ免除(査証免除)は最終段階にあり、まだ開始されていないというニュースを本日(12日)の午前中に報じていたが、在デンパサール日本国総領事館は、インドネシア政府が本日の12日から日本人に対する観光ビザ免除(査証免除)を実施したことを先ほど発表した。

この発表によると、日本を含む30カ国の国民に対し、以下の要件を満たす場合のみ、インドネシア入国査証の取得を免除するというインドネシアの大統領令が発令されため、本日付けで手続きが開始された。

・観光目的のみが対象
・すべての日本の一般旅券所持者が対象となり、IC旅券に限定されない
・インドネシアでの滞在期間は30日まで
(入国日も含めて数え、延長は出来ない)
・インドネシアの5大国際空港とバタム島海港での入国のみが対象
(5大国際空港とは、ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港、デンパサールのングラライ空港、メダンのクアラナム空港、スラバヤのジュアンダ空港、バタム島のハン・ナディム空港)
(その他の空港などでは、ビザ免除での入国は出来ない)
・VOA(到着ビザ)制度は従来通り存続
(31日以上の観光目的の入国や、就労を伴わないビジネス目的などの入国の場合は、VOAを利用する必要がある。手数料35ドルがかかる。)

上記の要件に加えて、査証免除による入国の場合も通常の入国の際と同様に、旅券の残存有効期間が6ヶ月以上、査証欄空白ページが十分あることが必要であり、帰路の航空券または第3国への航空券の提示が求められることがあるので注意が必要である。

日本とインドネシアの間の相互観光ビザ免除は昨年の8月に大筋合意しており、実現までに約10カ月も経ったが、ようやく実現することとなった。

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