-
神奈川県は幼稚園でも多文化共生のクラスへ
-
岩屋外相は5,800万ドル供与のWFPと協力継続へ、日本の寛大な支援に感謝と
-
維新の大阪府は外国人のビザ・帰化無料相談会、英語・韓国・朝鮮語・ベトナム語・タイ語等で
-
石破政権はウズベキスタンの若者や女性等に職業訓練支援、約5億円無償資金協力
-
国際協力銀が日本の衣料品企業のラオス事業展開支援、関西みらい銀行と協調融資
-
齋藤知事の兵庫県は県民らに英語・中国語・韓国語で話す場を設ける
-
岩屋外相はUNDPに3.76億円無償資金協力、ミャンマーでの廃棄物除去や生活インフラ復旧支援
-
石破政権はインドネシアの能力強化研修等を支援、70億の円借款
-
中国国籍の者は沿岸警備隊作戦に関与せず、フィリピン大統領府
-
都民ファの小池都政はオーバーツーリズムでも外国人旅行者誘客促進で事業者に3,000万円投入へ
- 最新ニュース一覧を見る
インターシステムズ、「アジア・ヘルスケア・サミット2025」においてAI搭載の電子カルテ(EHR)やリアルタイムデータ共有など、東南アジアにおけるデジタルヘルス分野の灯台としてインドネシアに焦点を当てる
グローバルリーダーとローカルリーダーがジャカルタに集結し、医療提供体制とデータ駆動型イノベーションを再構築する画期的な取り組みを地域に披露


ジャカルタ、インドネシア--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界で10億件以上の医療記録を管理する創造的なデータ技術プロバイダーであるインターシステムズは、このほど「アジア・ヘルスケア・サミット2025」を開催しました。政府、医療提供者、情報技術セクターから200人以上の地域・現地リーダーが集結し、アジアにおけるヘルスケア・イノベーションの灯台としてインドネシアが注目を集めました。先進的な政策、拡大する民間部門の投資、そしてグローバルな専門知識とローカルなイノベーションをつなぐ共同エコシステムに支えられたインドネシアは、東南アジアにおけるデジタルヘルス・トランスフォーメーションの原動力として台頭しつつあり、データ駆動型で患者中心の医療を進展させるべく取り組んでいます。
インドネシアの医療システムは、デジタル成熟度において急速な進展を遂げています。これは、保健省のトランスフォーメーション・アジェンダと、信頼性が高く相互運用可能なデータおよびAIを活用したシステムに対する需要の高まりを背景としています。インターシステムズの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるテリー・ラゴンは次のように述べています。「AI時代に突入し、コンピューティング分野は現在大規模な変化の初期段階にあります。東南アジアはイノベーションのハブとして機能しています。本サミットではお客様が当社の技術を活用し、地域に世界水準の医療を提供している姿を紹介しました。」
アジアの医療セクターは、その強い勢いにもかかわらず、分断されたレガシーシステム、デジタルリテラシーのばらつき、データセキュリティに対する人々の懸念といった課題に直面しています。 インターシステムズのアジア太平洋地域担当マネージングディレクターであるルチアーノ・ブルスティアは次のように述べています。「インドネシアが現在取り組んでいるヘルスケア・トランスフォーメーションは一国としての成果に留まることなく、当該地域における他の国にとっての触媒としての機能を果たしています。先見型リーダーシップを兼ね備え、産業界と連携し、セキュアかつスケーラブルな技術を受け入れる体制を整えることで、新たな基準を打ち立てています。」
現実世界におけるソリューション、実証済みの効果
インターシステムズは、同社のデータプラットフォームであるInterSystems IRIS for Health™が、「共通言語で話す」ために複数のシステムからリアルタイムでデータを統合する仕組みを紹介しました。本プラットフォームは、既存のインフラを置き換えることなく、AIやアナリティクスに対応することが可能です。本プラットフォームは、病院が業務に支障をきたすことなく段階的にモダナイゼーションを進めるサポートを行うものです。インドネシアの主要な病院やラボで広く採用されているInterSystems TrakCare® Electronic Medical Record systemは、このデータプラットフォームを基盤としています。これらのソリューションはHL7® FHIR®などの国際データ標準を採用しつつ、SATUSEHATのような国家イニシアチブにも対応しています。
インドネシアでは既に、インターシステムズの技術によりプロディア、EMCヘルスケア、慈済病院、EKA病院、ポンドック・インダ・グループ、アジア・ワン・ヘルスケア、バリ国際病院といった主要な医療提供者を支援しています。全国のラボラトリーネットワークや先進的な私立病院を網羅したこのパートナーシップは、保健省が掲げる「接続された患者中心の医療」というビジョンに合致しています。
EMCヘルスケアは、新たにリリースされたInterSystems Intellicare™を導入したアジア初の病院として本イベントで注目を集めました。これはAI搭載の完全統合型EHRであり、インターシステムズの信頼性の高いデータプラットフォームを基盤としています。「インテリケア(IntelliCare)は、患者データを安全かつ即座に流し、十分な情報に基づいた意思決定を可能にすることで、医療従事者が患者に集中する時間を増やすようにつくられています」と、EMCヘルスケアの最高経営責任者(CEO)であるJusup Halimi氏は述べています。
インターシステムズのグローバルヘルスケア・ソリューション担当責任者であるドン・ウッドロックは、医療分野におけるシームレスなデータフローを実現する同社の幅広い製品ポートフォリオについて議論しました。これには、欧州のShared Care Records/HIE部門で2025年Best in KLASアワードを受賞したUnified Care Recordソリューションも含まれています。また、ウッドロックはInterSystems IntelliCareに導入予定の刺激的な新しいエージェント型AI機能について紹介しました。InterSystems IntelliCareは医療提供者が時間を確保できるようにするためにタスクの計画・実行を支援し、より良い意思決定を実現するためのアシスタントを提供しています。
インドネシアにおける医療改革
本イベントのもう一つの目玉は、2025年6月にバリ島に新設されたサヌール保健経済特区の中心部に開業したバリ国際病院の最高商業・オペレーション責任者であるノエル・ヨー博士による講演でした。ヨー博士は、同病院がインドネシアの医療提供に革命をもたらす様子や、TrakCareが医療提供の新たな限界に挑戦するうえで果たす役割について議論しました。
サミットでは、インターシステムズ製品のライブデモンストレーションが行われました。AIによる診療相談と患者インサイト、臨床医の日常業務を支援するAIアバター、ヘルスケアエコシステムの様々なセグメント間でのシームレスなデータ共有など、ポリシービジョンと臨床現場の現実とのギャップを埋めるソリューションが紹介されました。パートナーパビリオンでは、インターシステムズのソリューション・サービスパートナー10社が展示を行い、そのなかにはASEAN地域におけるインターシステムズのインプリメンテーション・ソリューションパートナーであり、世界的な技術・防衛・エンジニアリンググループであるSTエンジニアリングも含まれています。
STエンジニアリングのエンタープライズ・デジタル担当プレジデントであるタン・ビン・ルー氏は次のように述べています。「当社のスマートシステムをインターシステムズの医療データプラットフォームに統合することで、AGIL® Careコマンドセンターは病院の相互運用性、業務効率、そして危機やパンデミック管理におけるレジリエンスを強化することができます。」
インターシステムズは、権威あるHIMSS Electronic Medical Record Adoption Model(EMRAM)においてステージ6または7の認証を達成し、デジタルヘルス成熟度におけるベンチマークを確立しているアジア地域の顧客を称えることで、本イベントを締めくくりました。ポンドック・インダ病院グループは、インドネシアで初めてEMRAMステージ6を達成し、現在では3つの病院全てにおいてステージ7を達成しています。EMC Grha Kedoyaは、HIMSS EMRAMステージ6を達成しました。また、マレーシア国立心臓研究所は、マレーシアの病院として初めてHIMSS EMRAMステージ6を達成しました。
サミットの参加者は、安全なデータの統合とAIを活用したシステム実装により、業務負荷の軽減、診断の迅速化、患者エンゲージメントと治療成果の向上が図られることに同意しました。これらのソリューションは、セキュアかつ包括的な患者中心のデジタルヘルスエコシステムを構築するというインドネシア政府のビジョンを直接的にサポートするものです。
本サミットのスピーカー陣は、今後の道筋として、技術的な目標と倫理的なAI、透明性の高いガバナンス、強固なデータセキュリティ、人間中心のケアのバランスをとることが求められると強調しました。インドネシアがリーダーシップを発揮する体制が整っている背景には、政府が掲げるビジョン、民間セクターの能力、そして国際連携に対するオープンな姿勢が挙げられます。
インターシステムズについて
創造的なデータ技術プロバイダーのインターシステムズは、80か国以上のヘルスケア、金融、製造、サプライチェーンの顧客に、次世代アプリケーションのための統一基盤を提供しています。当社のデータ・プラットフォームは、世界中の大企業の相互運用性、スピード、スケーラビリティーの問題を解決することで、データのパワーを引き出し、人々が想像力豊かな方法でデータの認識を可能にするものです。1978年に設立されたインターシステムズは、世界中の顧客とパートナーに対する24時間365日のサポートを通じて、卓越したサービスを提供しています。マサチューセッツ州ボストンに本社を置く株式非公開企業であり、世界28か国に38のオフィスを構えています。詳細については、www.intersystems.comをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
Media Contact
Lindsay Kiley
PR@intersystems.com
このリリースはビジネスワイヤからの提供を受けて掲載しています。
リリース内容については、それぞれの発表元企業にお問い合わせください。
