山下知事の奈良県は公金投入で企業のベトナム学生の受入支援、社内が活性化すると

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山下知事の奈良県は、公金を投入した事業により、ベトナム・ホーチミン市工科大学の学生を県内企業で受け入れているため、この成果発表会が12月20日に開催されることが明らかになった。

奈良県では、産業部とベトナム・ホーチミン市工科大学との人材交流に関する覚書に基づき、同大学の学生を奈良県に招聘し、10月から12月にかけて、奈良県内の工学分野の企業で就業体験を行う【ベトナム・ホーチミン市工科大学生インターンシップ】を実施することを決定していた。奈良県では、このインターンシップを実施する企業のメリットは、「社内の活性化、高度外国人材の受入体制づくりが期待できる」「ベトナムの大学ランキングで第2位を誇るホーチミン市工科大学の学生と出会える」「費用を抑えて海外からの採用活動を実施できる」としている。また、受入企業への奈良県の主な支援は、「インターンシップ実施前、実施期間中のサポート」「企業向け事前セミナー、フォローアップ研修、成果発表会の実施」「宿泊費用(上限56,000円/月)及び滞在費用(2,500円/日)の補助」を行うとしていた。

今回は、この枠組みに基づき、ベトナム・ホーチミン市工科大学の学生を県内企業で受け入れ、8週間程度のインターンシップを実施していることにともない、成果発表会が12月20日に開催されることとなった。予定しているプログラムは、「事業概要のご説明」「受入企業及び学生による成果発表(6社・10名)」「質疑応答」となる。

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