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双日株式会社の代表取締役社長である藤本昌義氏は、2024年 社長年頭挨拶にて、ベトナムにおける双日ならではの成長ストーリーが具現化してきたと感じていることを述べた。
1月4日に実施された2024年 社長年頭挨拶の際に、社長から「私が考える【双日らしさ】とは、事業分野がどこであれ、ハンズオンで事業に取り組み最後までやり切ることです。例えば、ベトナムにおけるリテール事業です。当社は2010年前後から、卸会社、コンビニエンスストア、コールドチェーンなどのリテール事業に取り組んできましたが、長らく赤字が続き、その道のりは決して順調と言えるものではありませんでした。しかしながら、日本式の押し付けではなくマーケットインの観点で現地ニーズに合致する商品は何なのか、ベトナムの経済発展に貢献する機能は何なのか、日々考えて試行錯誤を続けることで、黒字に転じてきています。その効果は個別事業に留まりません。これらの取組みを通じて培った信頼やネットワークから、直近では、ビナミルク社と共に取り組む肉牛肥育・加工販売事業や、業務用食品卸の国内最大手企業への出資など、当社の取組みは更に加速しています。ようやく点の投資が線となり、そして面となってベトナムにおける双日ならではの成長ストーリーが具現化してきたと感じています」との旨が述べられていた。