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日本の防衛省・自衛隊は、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)第1水上部隊の護衛艦「いずも」と「さみだれ」が、ベトナム社会主義共和国カムランに寄港し、各種交流行事を6月20日から23日にかけて実施したことを発表した。
6月23日には、日ベトナム親善訓練が実施された。この訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及びベトナム人民海軍との相互理解の増進となる。参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「いずも」と「さみだれ」、ベトナム人民海軍のフリゲート艦「リータイトー」となる。訓練項目は、通信訓練、戦術運動などとなる。
IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「今年、我が国とベトナム社会主義共和国は、外交関係樹立50周年に加え、日ASEAN友好協力50周年の節目を迎えます。この記念すべき年に、『自由で開かれたインド太平洋』を実現する上で重要なパートナーであるベトナムに寄港できたことを非常に嬉しく感じています。今後も、海上自衛隊は、南シナ海をはじめとするインド太平洋地域の平和と安定、海洋秩序の維持・強化のために、日越海軍種の連携を一層強化してまいります」との旨を述べた。