双日がベトナム最大級の牛の肥育農場・食肉加工工場を起工

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画像提供:双日株式会社
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双日株式会社は、ベトナムの最大手乳業メーカーと協力し、ベトナム最大級の牛の肥育農場・食肉加工工場の起工式を実施した。

双日の見解によると、ベトナムでは、現在、牛肉は常温で流通されるのが一般的であるが、流通・小売形態の多様化に伴い、冷蔵肉の需要が拡大しているとしている。こうした状況の中で、安全安心で良質な牛肉の製造や品質管理が課題となっており、肉牛の肥育から製品の加工・販売まで一連の整備が求められているとしている。

そのため、双日とベトナムの最大手乳業メーカーのグループ会社であるビリコが2021年9月に設立したJVLは、ベトナムのビンフック省で、ベトナム最大級の牛の肥育農場・食肉加工工場の起工式を実施した。工場の稼働は2024年6月を予定している。

この施設は、ビンフック省タムダオ地区の約75haの土地に、約1万頭の牛を肥育できる農場と年間約3万頭の処理能力を持つと畜場、年間約1万トンの牛肉を加工できる工場があり、肥育から出荷までの工程を一貫して行う。また、日本と同様の加工設備、衛生・品質管理手法を導入することで工場の生産性を高め、良質な冷蔵肉を安定供給する体制を構築する。

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