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愛知県は、月額15万円以上を支給しているベトナム・バングラデシュ・モンゴル・中国などの外国人留学生たちが、大村秀章知事に表敬訪問することを発表した。
愛知県では、愛知県企業が多数進出しているアジア地域から、技術系を中心に優秀な人材を留学生として受け入れ、奨学金を交付する「愛知のものづくりを支える留学生」受入事業を2013年度から実施している。この事業では、受け入れた留学生に対して、県内大学院での修学終了後に、本県企業への就職を促すことにより、世界有数のものづくり地域を支える人材の集積を図っている。
今回は、この留学生のうち、本年度に大学院を修了する6期生5名(ベトナム・バングラデシュ・中国)、本年度に来日し4月から大学院へ入学する8期生5名(中国・ベトナム・モンゴル)が、知事を表敬訪問することとなった。予定しているプログラムは、「大学院修了生から本県企業への就職について報告」「大学院入学生(4月以降)から来日及び進学について報告」「知事から挨拶、記念品贈呈及び記念撮影」となる。
なお、「愛知のものづくりを支える留学生」の制度は、奨学金内容が滞在費月額15万円と渡日旅費、研究生及び大学院に係る授業料、入学料及び検定料の実費となっており、支給期間は2年6か月間以内となっている。対象国がアジア諸国の22の国・地域となり、留学先が県内大学院の修士課程、募集条件が愛知県企業への就職の意思を有すること、インターンシップへ参加することなどとなっている。