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ベトナム人看護師・介護福祉士候補者第7陣が、日本に出発した。
在ベトナム日本大使館の発表によると、8日と10日深夜に、日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第7陣となる、看護師候補者38名と介護福祉士候補者193名の合計231名がノイバイ空港から日本に向けて出発した。
候補者たちは、訪日前に1年間の日本語研修を受講しており、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準である日本語能力試験のN3以上を取得しているとされている。候補者は、全国の受入れ病院・施設で就労しながら、看護師、介護福祉士の国家試験の合格を目指すこととなる。
この本制度を利用して訪日する場合は、健康診断などの諸経費を除いて、訪日前研修の授業料や渡航費用などの一切の費用は無料となる。また、訪日前研修期間中は日額8.5ドルとなる生活費も支給される。
現在では、第9陣の候補者の募集が行われている。申請期限が延長されており、11月20日まで募集を受け付けている。