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日本の防衛省・自衛隊は、ベトナムに対する水中不発弾処分分野の能力構築支援事業の一環として、12月13日にワークショップを開催することを発表した。
防衛省・自衛隊では、主に東南アジア地域などを対象として、自身が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援し、防衛協力・交流の一層の強化・深化を図る「能力構築支援事業」を実施している。この能力構築支援事業は、ベトナムにおいても積極的に実施しており、今回はベトナムのダナンを訪問する海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」艦上において、ベトナム人民海軍を対象とした能力構築支援事業が実施されることとなった。
今回実施するワークショップでは、『水中不発弾処分ワークショップ』『艦内研修』を行うことを予定しており、海自における水中不発弾処分の体制や教育システムや海自掃海艦艇の機能などをベトナム人民海軍に紹介することで、ベトナム人民海軍との水中不発弾処分分野における相互理解の促進を図り、地域の安定に寄与することを目的としている。