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ベトナム政府は、少数民族の地域における観光産業を文化体育観光省が主体となり成長を促進させることを10月23日に発表した。
今回の施策では、少数民族の観光商品の開発およびプロモーションを支援するとともに、観光産業のポテンシャルを探る。観光商品の開発を行う際には、景観保護の観点も考慮して実施する。少数民族における具体的な観光商品としては、当初はホームスティを行うモデルで実施する。このモデルにより、利益を確実かつ継続的に得た後に、様々な観光商品の開発を行う事を目指す。少数民族自身による観光産業の発展を行うためにも、少数民族自身に様々な研修を実施する。
今回の試みには、非政府組織や観光団体も参加し、同時に少数民族の観光産業への投資も誘致する。
ベトナムに限らず多数の国では、少数民族が貧困状態となる場合が多く、政府は少数民族への貧困対策に頭を悩ましている。今回の施策は、少数民族における経済の活性化が図れることからも期待されている。