ホーチミン交通大学で物流集中講義、佐川社員が派遣

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画像提供:国土交通省
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日本の国土交通省は、物流人材の育成を通じたアセアン地域の経済成長を支援する活動の一環として、ホーチミン交通大学の学生に対する「第4回 物流集中講義」を7月16日から27日にかけて実施した事を発表した。

国土交通省では、2003年に創設された日本とASEANとの交通分野における協力枠組 「日ASEAN交通連携」にもとづいて、幅広い支援を実施している。この活動の一つである物流人材育成事業として、ベトナムのホーチミン交通大学の学生に対して物流集中講義が実施されることとなった。なお、この講義を定期的かつ継続的に実施するためにも、2017年から公益財団法人SGH財団とホーチミン交通大学との間で協力覚書が締結されており、佐川グローバルロジスティクス株式会社の教育担当社員が講師として現地に派遣されている。

今回の講義は、ホーチミン交通大学にて物流を専攻する3年生の138人にたいして実施された。実施された講義は、「物流概論」として日本のマテハンシステム・通販物流・コールドチェーン物流等、「物流オペレーション」として人員・顧客管理・5S・業務改善等に関する物流実務を実施した。また、演習として講義内容に基づくミニテストや物流ゲームを実施し、スタディーツアーとしてSG佐川ベトナムニョンチャック倉庫やいすゞベトナム自動車販売の現場視察も実施した。

国土交通省は、今後も日本の質の高い物流サービスをアセアン域内に展開していくためにも、官民連携による物流人材育成事業を引き続き実施していく方針であることを表明している。

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