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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、ベトナムのコーヒーバリューチェーンの強化を支援するために、アジア開発銀行(ADB)との協調融資を実施する事を発表した。
ベトナムでは、農産業が重要な役割を果たしており、農村人口は全人口の66%を占め、小規模農家が約7割を占めている。コーヒー生産量に関しては、ブラジルに次いで世界第2位のシェア約17%を誇っており、インスタントコーヒーに適したロブスタ種では世界第1位の生産国となっていた。ベトナム政府では、工業国化に向けた戦略産業の一つとして農産品加工業の高度化と、小規模農家の営農支援を通じた貧困削減を図る事を目標としていたため、JICAは支援を実施する事を決定した。
今回の協調融資が行われるのは、三菱商事も出資しているシンガポールの農産物事業会社「Olam International Limited(オラム)」の子会社である、ベトナムのコーヒー加工会社「Café Outspan Vietnam Limited(カフェアウトスパン)」となる。JICAとADBの融資により、オラム社はベトナムのみならず、インドネシア・パプアニューギニア・東ティモールの小規模農家に裨益する包摂的・持続的な農業バリューチェーンの構築を実施していく事となる。JICAの融資は、ベトナムのコーヒー加工工場の拡張等に使用される予定である。
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