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大阪に本社を置く不動産会社である阪急不動産株式会社は、タイのバンコクの分譲マンション事業に参入する事等を目的として、タイの不動産デベロッパーと合弁会社を設立した事を発表した。
タイの首都バンコクでは、経済成長と都市部への人口の集中による深刻な交通渋滞が発生しており、鉄道網の整備が拡張されている。今後も都市部への人口流入が増加するとみられている事から、バンコクにおけるマンション市場は確実な成長を遂げるとみられていた。このマンション市場を獲得するために、阪急不動産株式会社は参入する事を決定した。
阪急不動産が提携するのは、タイの不動産デベロッパーである「セナ・デベロップメント(SENA Development Public Company Limited)」となる。両社は阪急不動産49%、セナ社が51%の出資比率の下で「セナ・ハンキュウ・ワン(SENA Hankyu 1 Co.Ltd)」を設立する。この合弁会社を通じてバンコクにおけるマンション事業を展開していく。
阪急不動産では、アセアン地域への進出を推進しており、ベトナム・ホーチミンにおいては既に分譲マンション事業を実施している。今回のタイ進出により、ASEAN地域内では2か国目の進出となった。