日本能率協会がタイで日本のカイゼンを伝える

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一般社団法人であり企業の経営上の課題解決の支援を行っている日本能率協会は、タイのバンコク国際貿易展示場において初めてとなる現場改善事例発表会「GENBA Management Conference & Award 2016 in Thailand」を開催した事を発表した。

この発表会では、日系企業であるマツダ、ダイキン工業、三菱電機、コマツ、日産自動車、トヨタ紡織の6社の現地リーダーが自社の現場改善事例や人材育成についての発表を行った。このイベントは、日本の製造業にとって重要生産拠点であるタイのおける物作りの現場力向上と、現場で活躍するタイ人リーダーの育成などを目的とするものである。会場には、タイの工場の現地スタッフやマネジャーなど200名を超す人達が集まった。集まった聴講者達による投票で、最優秀事例には、三菱電機の合弁会社のサイアム・コンプレッサー・インダストリーが選出された。

タイなどの海外においては、日本の改善は「カイゼン(KAIZEN)」として伝わっており、日本企業の製造技術の高さを示す証拠のひとつとして知られている。タイには日本企業が多数進出していることもあり、日本のKAIZENに対する注目が集まっている。

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