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三井グループであり瞬間接着剤「アロンアルファ」や基礎化学品・アクリル製品・樹脂加工製品などの製造・販売を行う化学メーカーの東亞合成は、タイでアロンアルファの発売を開始した。
タイでは様々な種類の接着剤が販売されているが、既存製品の品質に対する不満などが多く挙がっていたために、日本の瞬間接着剤の販売が行われることとなった。商品パッケージには、日本製である事を分かりやすくするために、アロンアルファというカタカナを大きく表示している。また、タイの象徴である象と日本の国旗をあしらったデザインとなっている。容量は3gで販売価格は35バーツ程度となる。タイ語でのHPも制作しており、アロンアルファに関する基本情報と使い方の説明やFAQ等を載せている。販売は、日系のMaxValu、LOWSON108、FujiSuperなどで販売される。
東亞合成におけるタイ進出は、アロンアルファの販売のみならず、工場を新規建設し生産拠点としての進出も進めている。東亞合成が化学品を海外に輸出する際には、日本の工場で製造し輸出していた。しかし、アセアン各国の経済成長に伴い各国からの化学品の需要が増加していることから、タイの工場で製造し輸出を行う方針となっている。