神戸製鋼所のタイ現地会社が営業開始

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画像提供:株式会社神戸製鋼所
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株式会社神戸製鋼所は、タイの現地に汎用(小型)圧縮機事業のタイにおけるマーケティング・営業・アフターサービスを目的とした会社新会社「Kobelco Compressors(Thailand) Ltd.」(KCTH)を設立し、今月より本格的な営業活動を開始したことを発表した。

神戸製鋼所の汎用圧縮機事業では、2015年11月に世界で10拠点目となるインド拠点の営業を開始させており、積極的なグローバル展開を実施していた。神戸製鋼所の汎用圧縮機事業の日本・アセアン地域におけるシェアは、トップクラスのシェアを有している。

ASEAN地域内のタイでは、自動車・電子・電機関連の日系製造業が数多く進出しているため、汎用圧縮機事業に対する今後も堅調な需要が期待されている。神戸製鋼所の見込みでは、現状の年間3000台の需要から、2020年には年間4000台の需要まで拡大すると見込みである。そのため、この旺盛な需要に対応し、タイにおける更なるシェアを拡大させるために、今回の会社設立・営業開始を行うこととなった。この会社では、2020年度に売上高30億円、年間800台の販売を目指す。

神戸製鋼所は、今後も世界トップクラスの総合圧縮機メーカーを目指し、需要地に根付いたグローバルな営業展開を進めていく方針であることを表明している。

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