国際協力銀はフジ日本のタイでのタピオカでん粉の販売を支援

スポンサーリンク




このページの所要時間: 111

日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、タイにおいて日本企業であるフジ日本株式会社が実施するタピオカでん粉などの製造・販売事業を支援するため、株式会社三井住友銀行との協調融資を実施することを決定した。

フジ日本株式会社は、砂糖およびイヌリンなどの機能性食品などの製造・販売を行う中小企業となる。フジ日本は、今回、経営多角化の一環で、タイ地場企業であり東南アジア最大のタピオカでん粉メーカーである「TWPC」との協業により、タピオカでん粉および同関連製品等の製造・販売事業に参入することを決定し、地域統括会社「FNT」を通じて、この事業を実施するためにTWPCと合弁でTWFNを設立した。これにより、フジ日本は、タピオカでん粉という同社にとって新たな市場に参入するとともに、タイをはじめとする海外でのさらなる事業拡大を図っていた。

そのため、JBICは、こうしたフジ日本の海外事業展開は、タイでの本邦企業によるサプライチェーン強靱化に資するものであるとして、金融面からの支援を実施することを決定した。JBICとしては、フジ日本株式会のタイ法人「FNT」との間で、融資金額175百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。なお、今回の融資は、株式会社三井住友銀行との協調融資により実施するものとなり、協調融資総額は250百万タイ・バーツとなる。

スポンサーリンク


関連カテゴリ タイ
関連タグ , ,

タイ関連ニュース

タイ関連登録情報