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武藤経済産業大臣とタイ王国のエーカナット工業大臣は、11月22日に会談を実施した。
会談では、武藤経済産業大臣は、タイ王国の自動車産業における競争力確保の重要性について述べるとともに、「エネルギー・産業対話」の早期開催を呼びかけた。両大臣は、同国の次世代自動車産業構築に向けて連携していくことで一致した。また、タイ王国で事業を行う日本企業へのグローバルサウス補助金を活用した具体的なプロジェクト支援、人材育成協力、大阪・関西万博などについて意見交換を行い、今後も様々な分野で連携していくことで一致した。
なお、エーカナット工業大臣は、在タイ日本国大使館の大鷹大使からの表敬を11月5日に受けていた。その際には、自動車産業のあり方について意見交換するとともに、廃棄物管理やリサイクルなどの分野で、両国の協力を深める重要性を確認し、新規産業分野の立ち上げや、既存産業全体の価値向上のための取組についても意見交換を実施していた。