国土交通省とUR都市機構は都市開発でタイと協力

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国土交通省は、タイ王国運輸省、タイ国有鉄道、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と、バンコク・バンスー中央駅周辺における都市開発の事業推進について協力覚書を交換した。

国土交通省では、タイ政府の要請に基づき、2016 年からバンスー中央駅周辺地区を含む都市開発案件の検討支援を行ってきた。日泰都市開発ワーキンググループによる検討協議、統合マスタープラン作成やスマートシティ構想の提案を行ったJICA調査への助言、JICA専門家やUR都市機構を通じた都市開発実践的手法のハンズオン支援など、日本企業が参画しやすい事業環境整備のため、川上から関与し継続的な支援を行っていた。

今回は、該当地区の事業推進についてタイ王国運輸省、タイ国有鉄道、日本国国土交通省、UR都市機構の4者間で相互協力を強化するとの共通理解に至ったため、覚書を交換することとなった。交換された覚書では、『バンスー中央駅周辺における都市開発推進について、締結者間で知識、アイディア及び経験を交換することによる相互協力の強化』『国土交通省及びUR都市機構は、日本の都市開発における政策及び事例をタイ王国運輸省及びタイ国有鉄道に共有』などが記載されている。

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