日本はタイの山間民族の有機農業推進計画を支援

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画像提供:在タイ日本大使館
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日本政府は、タイのペッチャブーン県ケックノイ区における持続可能な有機農業推進計画を支援していたが、この支援が完了したことにともない引き渡し式典が開催された。

タイのペッチャブーン県カオコー郡ケックノイ区はタイ中部地方の北部方面に位置し、山間民族モン族のタイにおける最大のコミュニティがある。多くの住民が野菜やハーブの栽培を営んでおり、家庭における自己消費と併せて市内の市場に出荷することによって生計を立てている。その中で、見栄えの良い作物を栽培して単価を上げるために、農薬・化学肥料依存型農業が行われているが、水源地の汚染や農家の健康被害が確認されるなどの自然破壊や住民の健康への影響が懸念されていた。そのため日本政府は、アノータイ財団と協力して、この問題を解決するための支援を実施することを決定した。

この支援は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ペッチャブーン県ケックノイ区における持続可能な有機農業推進計画」として総額965,600バーツの支援が行われた。この支援では、対象地域である5村落における有機農業のための共有ビニールハウスと個人農場への貸し出し用ビニールハウスの整備、及び有機農法の本格的導入に関する研修の支援が行われた。

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