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日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、自動車部品の製造・販売を手掛けるマルヤス工業株式会社のタイにおける事業展開を支援するため、三菱UFJリース株式会社のタイ法人との間で貸付契約を締結したことを発表した。
マルヤス工業株式会社は、愛知県に本社を構え、世界各地にネットワークを張り巡らしている。タイには、1997年に「マルヤス・インダストリーズ・タイランド(MARUYASU INDUSTRIES (THAILAND) CO., LTD.)」を設立していた。
JBICは、マルヤス工業のタイにおける事業展開を支援するため、三菱UFJリース株式会社のタイ法人との間で融資金額約230千米ドルを限度とする貸付契約を締結した。この融資はBMULと締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく個別契約となり、協調融資総額は約338千米ドルとなる。この融資は、マルヤス・インダストリーズ・タイランドが実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な設備を、BMULからファイナンス・リースで調達する際に必要な資金に充てられる。