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寺田総務副大臣は、タイ王国に12月10日から12月12日の日程で訪問し、デジタル経済社会大臣、国家放送通信委員会委員長代理、アジア・太平洋電気通信共同体(APT)事務局長と会談などを実施した。
プティポンデジタル経済社会大臣との会談では、サイバーセキュリティ・スマートシティ・郵便などの分野における協力や日本の経済協力プロジェクトの推進について意見交換を行い、今後の協力関係の強化について合意した。
スキット国家放送通信委員会委員長代理との会談では、5G・医療ICT・放送コンテンツ・サイバーセキュリティなどの分野における協力について意見交換を行い、今後の協力関係の強化について合意した。
アリーワンAPT事務局長との会談では、世界経済におけるアジア太平洋地域の重要性が増大する中で、日本として引き続きAPTの活動を積極的に支援していくことを表明した。
また、APT管理委員会における日本レセプションを開催した。このレセプションでは、寺田副大臣から来年のAPT総会の日本開催の意向を表明し、APT事務局長からは日本の貢献に対する謝意と日本開催を歓迎する旨の意向が示された。APT総会では、次期3年間の戦略計画、予算等を決定するとともに、次期事務局長及び事務局次長の選挙が行われる。