南インド洋漁業協定の年次会合が開催、日本とタイ等が参加

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画像提供:水産庁(SIOFAの協定水域)
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日本の水産庁は、モーリシャスのフリッカンフラックで7月1日から7月5日にかけて開催される「南インド洋漁業協定(SIOFA)第6回年次会合」に参加することを発表した。

「南インド洋漁業協定(SIOFA)」は、南インド洋の公海における漁業資源の保存と持続可能な利用の確保を目的として設立された地域漁業管理機関である。日本はこの協定水域で、遠洋底びき網漁船2隻と遠洋底はえ縄漁船1隻がキンメダイとメロ等を漁獲している。

参加する予定の国・地域は、日本・豪州・フランス・モーリシャス・セーシェル・クック諸島・韓国・タイ・EUの9ヵ国・地域となる。日本政府からの出席者は、水産庁の参事官を代表として水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構の国際水産資源研究所、関係業界の関係者が出席する。

主な議題は『底魚の資源管理措置』と『公海乗船検査の手続』となる。『底魚の資源管理措置』では、VME(脆弱な海洋生態系)が存在する海域においては、操業が制限されているが、新たにVMEが存在する可能性がある海域においても操業を制限することについて議論する。『公海乗船検査の手続』では、協定水域(公海)において他国漁船に乗船し検査を行うために必要な手続について議論する。

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