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在タイ日本大使館は、バンサーン・ブンナーク大使が琉球泡盛輸出促進プロジェクト会議に出席した事を発表した。
内閣府沖縄総合事務局では、泡盛の振興に取り組むため、農林水産物・食品の輸出振興を担当する宮腰内閣総理大臣補佐官も参加の上で、泡盛酒造所が行う海外展開を促進するため、内閣府や国税庁をはじめとした関係省庁・沖縄県・沖縄県産業振興公社・沖縄県酒造組合等による官民の一体となった『琉球泡盛海外輸出プロジェクト』の取り組みを進めている。この取り組みの一環として実施された会議に、タイのバンサーン・ブンナーク大使も招待を受けたために参加した。
バンサーン・ブンナーク大使は、会議で委員長ゲストとして挨拶を行った。タイ大使は、長い歴史をもつ泡盛の原料であるタイ米の輸出国としてのタイの役割について述べた。約600年もの歴史をもつ泡盛の原料はタイ米であり、これは琉球とアユタヤとの貿易から始まり、泡盛はその頃からの長い歴史をもつタイ日関係を示す重要な証拠となる品物であるとの旨を述べた。