大林組がタイでオフィスビル建設

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画像提供:大林組
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株式会社大林組は、大林組のグループ会社であるタイ大林がタイで開発事業に参入する事を発表した。

バンコックにおける現在の賃貸オフィス空室率は、経済成長に伴い堅調に伸びるオフィス需要により低下傾向にある。特に都心部においては新規オフィスビルの供給予定も少ない状況であり、交通アクセスの良い大規模オフィスに関しては需給のひっ迫が見込まれていた。そのためタイ大林は、バンコックにおいてハイグレードビルを建設し賃貸事業を行う開発事業に参入する事を決定した。

今回実施する開発事業は、タイのバンコック都内で約7,000平方メートルの土地を取得して、オフィスを主体としたビルを建設するプロジェクトである。この土地は、バンコック都心部に位置しており、主要交通機関の一つである高架鉄道BTSの駅に直結する好立地にある。完成すれば大林組グループが単独所有する最大の賃貸物件となる。2021年中の完成を目指しており、事業にかかる投資額は約300億円を見込んでいる。

タイ大林は、今回の事業を皮切りとして今後も開発事業への取り組みを強化し、ASEAN諸国の中で2番目の経済規模を有しているタイ国における着実な成長を目指していく。

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