日立がタイの変電所に設備を納入

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日立製作所は、タイ発電公社のチャイヤプーン第二GIS変電所に対して、500kVガス絶縁開閉装置を含む変電設備を納入した事に伴い、開所式が開催された事を発表した。

タイでは経済成長とともに電力へのニーズが急増している。エネルギー省傘下の発・送電公社であるタイ発電公社では、タイ全土における電力系統を強化するため、基幹変電所となる500kV GIS変電所の建設計画を2014年から打ち出している。

日立では、現地パートナーである「プリサイス(Precise System and Project Co., ltd)」社と共同で、チャイヤプーン変電所向けの案件を変電設備一式の設計・調達・建設(EPC)契約にて受注していた。具体的には、日立側が500kV GISを供給し、プリサイス社が230kVGISの供給と変電所の土木工事・機器据え付けを担当するものであった。

現地で開催された開所式には、サクシットチャイヤプーン県副知事・タイ発電公社の副総裁・日立の執行役常務 電力ビジネスユニットCEO等が参加した。タイ発電公社の副総裁は「チャイヤプーン変電所はラオスから受電する電力をタイ東北部に送電し電力系統を強化する重要な基幹変電所の一つです。この変電所が完成したことを嬉しく思う。」との旨が述べられた。日立のCEOは「タイの社会と電力インフラに貢献できることを嬉しく思います。」との旨が述べられた。

日立は、今後も各市場のパートナーと協力の元で、タイをはじめとするメコン地域の電力の安定供給と経済発展に積極的に貢献していく方針である事を表明している。

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