シンガポールのリバーナイトフェスティバルで能楽公演が開催

シンガポール有数の野外フェスティバル「リバーナイトフェスティバル」にて、能楽と3D映像作品を融合させたオリジナル企画公演「幽玄HIDDEN BEAUTY OF JAPAN」が10月28日・29日に開催される。

このオリジナル企画公演はジャパンファウンデーション(国際交流基金)が、2016年の日本・シンガポール外交関係樹立50周年を記念し実施するものであり、アジア文明博物館・明治大学・観世宗家・一般財団法人観世文庫などの協力を得て実施される。企画監修は土屋恵一郎さんが、構成・演出・台本は宮本亜門さん、映像は奥秀太郎さんが担当する。

実施される能楽公演は、能の演目をベースとして3D映像で日本の自然を表現している。美しき日本の幽玄の世界を再現し、観客には3Dメガネにより世界初となる3D映像と能のコラボレーションを楽しんで貰う。この事業を通して、日本の伝統芸能と最新技術の融合による新たな日本文化の創出に触れてもらい、日本への関心が更に高まることが期待されている。